劣悪な住宅ストック


ワンルーム・リース・マンションは、近年、世田谷、中野、杉並区を中心にして急速に普及しはじめ、今日では既に一万戸のストックがあるといわれております。


これは一種の財形型住宅投資を原資とする単身者用耐火建築アパートです。


この並口及に伴なって各地で紛争が頻発し、既に東京都内で約80件の紛争が起こっています。


一方、ワンルーム・リース.マンシコ一ンの建設は加速度的に増加し、その建設が最も集中している世田谷区では、昭和57年度に35件の建築確認件数であったのが、58年度には上半期のみで約70件となり、年間では4倍に増加する勢いにあります。


このため、58年7月29日には、ワンルーム・リース・マンション反対同盟が結成されるに至っております。

現在の住宅難

これからしばらくは、現在の住宅難の実相を居住者の立場からさまざまな側面を通じて明らかにし、この人権無視の住宅地獄がどこから来ているのか、そして、このような状況を改革するためにはどのような取り組みが必要なのかを考えてみたいと思います。


まず最初に、最近、東京などで問題となっているワンルーム・リース・マンションの実状と問題点、つぎに関西から関東にも広がってきた「底地買い」、さらに借地借家人のかかえる問題について発表をしていただき、その後、討論を進めていきたいと思います。

無塩トマト・ジュース 5


増加しつつある輸入トマト・ペーストから作られるジュース等もフレッシュ・パックとは言えません。


同じ飲むなら、しぼった状態のジュースこそ「おすすめ品」ということになります。


原料トマトは加工会社と生産農家との契約栽培で作られるのが普通ですが、消費者にとって最も気にかかることが、ジュースに移行するかもしれない残留農薬の問題です。


害虫駆除薬ばかりでなく、トマト栽培には、パラクロルフェノキシ酢酸(41CPA)というような成長促進剤もよく使われます。


ハウス栽培では、こういう成長促進剤、成長調整剤はどうしても必要とさえ言われています。


畑で作る時でも、かなり使用されております。


こういう状況下で、トマト・ジュースが昔のままに「優等生」であるためには、栽培時の農薬使用と残留農薬の問題について、消費者に不安を感じさせないことが、今まで以上に重要になってきます。

これからの時代

これからの時代は、本来持って生まれた傾向や流れよりも、人の意識のほうが今まで以上に強くなっていくと思います。

まわりの例を見ていても、あれほど権威のある大家とされている占い師が出した未来なのに、「本人の意識が強かったために、そのとおりにならなかった」という例が本当に増えてきているからです。

エネルギー的に見ても弱く、運気や流れも悪く、悪く出れば死ぬこともありえるという要素が重なっているときに病気になった人でさえ、軽い病気の兆候で済んだような人もたくさんいます。

「占い」というものが今に始まったことではないのに、突然これだけのブームになっていることを思うと、そこには必ず意味があるように思います。

電話での占いはココからどうぞ。

無塩トマト・ジュース 4


トマトに限らず、果物をしぼって作るジュースと、いったん濃縮保存した果汁を水で薄めてもとに戻したジュースを、同じように「天然果汁100%」と見ることには不自然さが残っています。


ここで問題を一つ出しましょう。


時は年末、トマト・ジュースを買おうとして、店先で二種類の日付の入った製品を見つけたとします。


一つはその年11月、もう一つは8月です。


どちらを選べばよいでしょうか。


できるだけ新しい日付の製品を求めるのが人情です。


しかし、トマト・ジュースの場合には、11月製造の缶より8月製造の缶を選ぶことを、メーカー自身もすすめています。


その理由は、7、8、9月が原料トマトの収穫期に当たり、この時期のトマト・ジュースは、いわゆるシーズン・パックで、トマトをしぼって作られるからです。


一方、11月は収穫期を外れていますから、この時期のジュースは濃縮果汁還元の方法で作られたものです。

無塩トマト・ジュース 3


もともと、トマト・ジュースは、ジュース類の中で優等生のような存在でした。


ジユースと称する飲み物が、その実、果汁分0~20%くらい、それを薄めて着色し、甘味をつけ、さらに多種多様の食品添加物を加えて作った「色着き甘水」だった時代昭和40年代初期以前にも、トマト・ジュースだけは、100%のトマト果汁でした。


この歴史は現行のJAS規格にも反映しています。


そのトマト・ジュースの持っていた弱みの一つが塩分だったのですが、これは、20年前の「事件」以来、解決されつつあります。


もう一つの問題は濃縮果汁還元にあります。

無塩トマト・ジュース 2


トマト・ジュースには、製造時に0.8%ほどの食塩が加えられるのが普通でした。


単なる味付けというだけでなく、トマトの「青臭さ」を消すという目的もあるということでした。


しかも、飲用の際に、さらに食塩をふりかけたり、ウースター・ソースを落とすという飲み方もすすめられていました。


しかし、肝心のメーカー自身、0.8%というような数値がどうして決められたか、明確には答えてくれないという状態で、塩分の強さを暗黙の中に認めていたのです。


こういう製品に慣れた人が無塩のトマト・ジュースをはじめて飲むと、いわゆる青臭さ、実はトマト臭さに吐き出しかねない反応を示しても、1週間も続けて飲んでいると、今度は反対に塩味のある製品が飲めなくなるという例が少なからず出てきました。


減塩効果を特に言わなくても、トマトの味が楽しめるからです。


こういう消費者の反応を敏感につかみとったメーカー側では、今では有塩のトマト・ジュースでも、塩分を0.5%を下回る程度にまで下げてきています。

無塩トマト・ジュース 1


20年ほど前のことです。


トマト加工品製造の代表的メーカーのうち二社が、次々に無塩トマト・ジュースの製造販売に踏み切り、他の大メーカーもその動きに追随才るという「事件」が起こりました。


それまでトマト・ジュースの塩分が強すぎるという消費者からの苦言に対して、さっぱり反応を示さなかったメーカーのこの決断は、まったく事件そのものでした。


風のうわさによれば、一社が無塩トマト・ジュースの製造開始を決定、無塩表示の缶を製缶会社に発注したところ、その情報をつかんだ他社が、面目にかけても先を滅されまいと、あっという間に二社の製品が市場に出てきたということだそうです。


佃はともあれ、日本のトマト・ジュース史上、画期的な出来事でした。

物理的事実

糊料を使用すれば施工性の向上することは明瞭な物理的事実であって、そのため明治開国期に西洋館を建てた際にも、お雇い外国人の指導で諸事洋風の技術に従ったにもかかわらず、こと漆喰壁に関しては糊料を使用するわが国固有の方法によっています。


おそらくこの時期の外人技師もまた、かつてのヤソ会士と同じ感慨を久しくしたのでしょう。


なお欧米で塗壁材料に糊料を添加しようとする発想の生まれるのは、高分子化学の発達する20世紀も後半に入ってからです。


海藻糊の使用

海藻糊の使用は単に石灰=漆喰上塗の普及を促しただけではない。


この煮沸液で本章第二節に見た聚楽土や大阪土を練れば、いわゆる土物砂壁の糊混ねとなって、同じ主材料を用いて水で練るよりもはるかに施工性が向上し、したがってその価格を下げることが可能です。


聚楽土等による土物砂壁が和風建築一般に定着することのできたのも、やはり海藻糊の存在を抜きにしては考えられません。


このような糊料の使用法は、萄の場合とは異なり、わが国特有の現象であって、少なくとも西欧諸国の伝統にはないのです。